地元・広島のマツダ車が大好きで、部品の一つひとつに興味があり、どのように作られているのかを知りたくて住野工業に入社しました。自動車部品の製造は、簡単で単純な作業だと思っていましたが、安全、品質、生産性に注力して細やかに製造されていることを知りました。私の業務は、塗装チームの一員として塗装された製品に不具合品がないかをチェックして梱包することです。ものづくりの最終段階を担っているので、確実に製品を送り出せるよう細心の注意を払っています。仕事をしていると、さまざまなトラブルが起こります。以前の私なら避けていたことも、今では困難な問題に逃げずに立ち向かうことができるようになり、忍耐力が養えたと思います。また、より安全に作業し、生産性や品質アップのためにどうすべきか、チームでアイデアを出し合って改善した結果、成果が現れた時の喜びが仕事のやりがいです。これからも高品質のものづくりを実践し、「住野ブランド」を世界に広げていきたいと思います。

ものづくりで大切なことは、お客様のニーズと信頼にお応えするクォリティの高い製品を完成させることだと思います。私は、取引先の方はもちろん、車を購入されるエンドユーザーの笑顔を想像しながら真心のこもったものづくりを心がけています。車に乗る人の笑顔を想像することで、自ずと目の前の部品を愛しむことができます。気持ちよく仕事をするためには、社内の雰囲気づくりも大事です。笑顔を忘れず、元気よく仕事に取り組むことで社内の雰囲気を明るくし、誰もがここで長く働き続けたいと思える職場にするよう努めています。社会や暮らしを便利に変えていくためのものづくりに携わる人間として、誇りや責任も忘れずにいたいですね。

住野工業で初めて育児休暇を取得し、仕事と子育てを両立中です。仕事が好きで辞めたくない想いと子どもも大切にしたい想いがあり、ならば両立してみようと考えたのがきっかけです。実際は、やはり大変なことも多いのですが、経験を積むうちに自分なりのペースでできるようになりました。優先順位をつけて行動することで、徐々に仕事と子育てのバランスがとれるようになったことが大きな収穫です。職場のみんなが仕事内容を配慮し、気遣ってくれるなど温かく見守ってもらっています。仕事と子育ての両立は大変ですが、意欲があれば結婚・出産後も働き続けられる環境が整っています。